映画「エアベンダー」から四大元素思想と少林拳の種類をみてみよう

映画「エアベンダー」から四大元素思想と
少林拳の種類をみてみよう

アメリカで人気のテレビアニメ「アバター伝説の少年アンが映画になりました。それも実写版での撮影だったので、役者も太極拳の動きがしっかりできるようにテコンドーの黒帯の役者が抜擢されています。四大元素「気・水・土・火」がモチーフになっているので、四大元素とそれに関連する少林拳や太極拳などの種類もかなり豊富にあるので詳しく見ていきましょう~!予備知識を深めると、もっともっとテレビアニメも映画も楽しめます。

吸って~吐いて~ 呼吸法が大事な気功

「気の国」では大気を操りますが、太極拳をするときにも吸って~吐いて~。というのを意識しながら動きます。これは太極拳に限らずヨガのときにも、基本のポーズで【太陽礼拝のポーズ】がありますが、その時も息を吸って吸って吸いきって吐く~~~~というように、ある動きの時には吸いそしてある動きの時には、息を止める。または息を吐く。といった呼吸法になります。「気功」というのも健康法であるぐらいですが、近年乱数発生器の測定で量子と人間の意識の関係性の研究が着手されています。気功を現代化学ではどのように明らかにしていくのかも楽しみです。

ハァーーッ!!気功とは?!

目に見えないけれども、何かの動きがあることそれこそが『気』です。そして伝統中国医学で『気血』という言葉がありますが、『気血』は具体的に体を巡っているものだと考えられています。西洋医学ではどうかというと、血液が血管を巡るのと同じ様に『気』は経絡を巡るものだと考えられています。

鍼灸治療の目的は、このような『気血』の巡りをよくすることにあります。『気功』の『気』は、中国医学の「気」のニュアンスを強く持っているといえるでしょう。「気」はどのようなものか?!とさすときには、「気」は体内に、ある変化として感覚されるものを指すことが多くなっています。そしてそのような気の感覚のことを『気感』と言います。そして『気』は伝わるという性質があります。『気』が伝わるという性質を利用して、人から人へと瞬時にハァーーーーッ!!と「気」を送ると、「気」を受け取る側も送り手の「気」を感じることがあります。そのような現象を利用することで、外気治療などが行われることがあります。

ハァーーーーーッ!!!と送られた「気」が伝わるなんて、うさんくさい。と思うかもしれませんが、「あくび」を近くで誰かがすると伝染して「あくび」が出てしまいます。また「笑い」といったものも、伝染します。「あくび」も「笑い」も「気の現象」のひとつなので、私たちが気がつかないうちに「気の現象」はごく身近な日常生活の中に常にあります。中には公園で樹木と向き合ったり、海辺で波を感じたり、朝日を浴びながらといった自然界の気と交流することも気功ではよく行われています。

気功の種類いろいろ

内気功は、体内に「気」を循環させて「気」のクオリティであったり、「気」のコントロールをする能力を高めることをいいます。日本だけの独自にあるものにはハァーーーッ!と気合で相手をなぎ倒す硬気功というものもあります。健康面の病気の治癒や美容に良いといった気功を軟気功というのがありますが、こちらも日本だけの独自のものになります。

中国ではそもそも「軟気功」「硬気功」という言葉自体がありません。あるのは「軟功」と「硬功」という言葉しかありません。「軟功」の目的は、体を柔軟に柔らかくすることを目的とした気功になっていて、「硬功」の目的は、体を強く固くする目的の気功になっていますが、日本に伝わった時にどうも誤解されて伝わったようで、日本では広い意味合いでの言葉として使われるようになりました。

古くは巫術と呼ばれて、道教や仏教といった宗教でも利用された気功があり、それは「法術」に分類される気功法があります。この「法術」では「気の情報」を読み取ったり、または変化させることで病気の治癒や問題の解決を行う気功になっています。

気功が発祥した中国では、もっと数々(数千種類)の気功法が存在するといわれています。そして気功法の練功する方法でも、体操、呼吸法、イメージ・トレーニング、瞑想、またこれらをいろいろ併せたようなものといった、気功によっても多種多様になっています。

「気」を練る

気を練ることを「錬功」といいます。もしくは「練功」とも書きます。気功を修行することは練習という言い方はしないで、「錬功(れんこう」といいます。気功をする時には難しい動作はほとんどありまえん。く単純な動作を繰り返し行うことで、「気」を鍛錬して日々の積み重ねが大事とされています。

中国での気功は、治療、病気の予防、アンチエイジング(老化防止)、体力増強を目的としているだけではありません。「気功」はスポーツトレーニングにも応用されていて、高度な能力開発やイメージトレーニング、また教育の現場などでも利用されています。

錬功の注意点

初心者は、もちろん信頼できる指導者のもとで指示を守ってやることが大前提です。「気功」をするときには、環境づくりも大事です。できるだけ緊張しない心身の状態と静かな環境でやりましょう。

極度な空腹の時にも適していません。かといって満腹の時も止めておきましょう。満腹の時には1時間ぐらいの時間を置いてから行います。

「気」を下げないほうが良いときに該当するのが、生理中の女性や妊娠中の女性です。また「気」をめぐらせないほうがいい時は発熱中も止めて起き間者王。

気功の注意点として一般的に言われているのは「気を頭に上げない」「無理はだめ」「気持ちが良いと思う程度」で気功を行うことが鉄則になります。

早く気功が上達するコツは、急がず、慌てず、焦らず、少しずつの継続で練習を積み重ねていくことです。「気功」は「気」を巡らせるので、ヘタにやってしまうと病状が悪化したり、頭痛、めまい、吐き気、幻覚といったマイナスの効果が出てくる可能性もありますので、気をつけましょう。原因にもなりかねません。

身体の内部の「気」の動きをあつかいますので、初心者は、信頼できる指導者の指示を守って下さい。

気功をとりまく環境

気功が発祥したのは中国ですが、世界でたったひとつだけ中国政府から認められている医学気功の振興と研究のための学会が「世界医学気功学会」になります。設立されたのは1989年11月16日で、本部は中国北京 北京中医薬大学内にあります。中国中医薬大学では、伝統中国医学の国立医科大学になっていて中国政府から国家重点大学の指定を受けています。

この学会では全世界で20数カ国の気功師と、気功を研究する医師・科学者・気功の愛好者が参加しています。中国では中医学の経絡理論などと結びついて、健康法として気功を行うことも決して珍しいことではありません。「気功」だけではなく、近年では気功各派の自由な交流がもたれていて、武術、健康法、民間体育、各国の伝統療法、現代の臨床心理療法などとも結びつきながら発展しています。

日本での気功

日本では「スピリチュアル思想」が一時期ブームになり、その他にも「コーチング」などでも気功が語られることが多くなっていて、パワースポット的なものを取り入れる管カッ区で気功を理解しようとする風潮になっています。そのほか、西洋のヒーラーといわれる「スピリチュアルヒーリング」や日本では、「手当て療法」といったことを学んだ人がそのような知識と気功をミックスして「気功」だと語ることも多くなっています。このような視点でみると、気功は「自己啓発」のツールのひとつとして見られていて、気功をすることで自己願望が実現するといった成功法則のために行うものとみなされます。

「気功」の基本は「健康維持」そして「健康管理」といった方向性が出発点のはずが、自己開発という部分にずれてきているようにも思えるのが日本での気功です。

気功の背景に『陰陽五行の思想』がありますが、根本的にこの思想そのものを文化的背景として理解しようとしていないということがいえます。漢方や鍼灸といった代替療法は陰陽五行の気の概念と関係しているので、気功も鍼灸などと同じく代替療法の仲間であるはずですが、その認識をしている人が少ないのが現実です。そのため、日本に気功が広まって10年以上は経っていますが、日本人のもつ「気功」のイメージとなると、どうしても人をハァーーーーッ!とふっとばすことができるもの。といったイメージの印象が強くなっているのが現状です。